gin no suzuran


*はじめてのお正月! 心霊☆年賀状*

2013/12/31

お年賀イラスト

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2014年 飛躍の午年、
明けましておめでとうございます♪

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 * 謹賀新年 * 

ま:「あけましておめでとうございます、
   いつもありがとう、りぃ兄ちゃん。」
璃:「ああ、明けましておめでとう。
   よく言えたな、まよい。えらいぞ〜〜!!」
ま:「もう……それぐらい言えるもん。
   だって毎年りぃ兄ちゃんと
   正座で向き合って、ごあいさつするでしょう?

   ……昨年は、とってもお世話になりました。
   不束な妹ですが今年もよろしくお願いします。」
ぺこり……♪
璃:あああ……っ!!(ぶるぶる)
 「なんて立派な挨拶ができるようになったんだ!!
  振袖の似合う綺麗なまよいを、
  お父さまとお母さまに見せて差し上げたい……っ!

  ……まよいはどこの家の子よりも良い子だ、
  今年だけじゃない、お兄ちゃんは
  永久にまよいのことを見守っているからな!

  ……さぁ、今年も一緒に家族写真を撮るぞ。」
ま:「うん♪ みんなでいっしょに撮ろうね。
   今日のりぃ兄ちゃん、お着物が素敵だね。」
パシャ!
璃:「……………おかしいな。
   僕達以外の誰かが、すぐそばにいる…ような………」
ま:「あれ? 気付いていなかったの、お兄?
   わたしのとなりに、ずっと………」
  「…………まよい、言っちゃだめ。
    ………うち、お忍びでこっそり来てるし………」
璃:あっ……まさか、涼風か!?

「いつの間にまよいの隣に………
 ………しかも、その格好は何だ?
 これは、青羽家が毎年家族のみで撮る写真なんだぞ!」
涼:「………写真撮るって聞いたから、おめかし。
   うちだって、(まよいの)家族みたいなものだし。」
ま:「………涼風さん、ずっと写真に写ってみたかったんだって。
   いままで、一枚も自分の写真がないの。
   だから、お兄………だめ?」
璃:「うっ………だけどな、まよい………」
涼:「………ねぇ、嘘つかないで。
   人間に“永久”なんて、無いし。

   まぁ………うちなら、できるけど。
   おぬしじゃ、だめじゃない?」
璃:「…………………………
   僕は、僕に出来るだけの努力をする。
   大切な妹のためなら、僕は限界までこの身を削って楯になる。
   たとえお前が僕には無い力を持っていたとしても、
   覚悟なら………お前に負けるつもりは無い。」
 涼:「………ふぅん………?
      ………しすこん、しぶとい。」
璃:「えっ………? だからその、
  “しすこん”という言葉は、どういう意味なんだ?
   麗も教えてくれないんだ、なぁ、涼風!」
ま:「ねぇ、青葉くん……
   ……“しすこん”って、どういう意味?」
雨:「へ? ………あ、うん。えっと………
   “まよいちゃんが大好き”ってことだよ、うん。」

<作者こめんと>

なぜかこの3人になってしまいました。
本当は雨乃森くんも入れて4人にしようと思ったのですが、
スペースが無く………ごめんなさい。
ちなみに、まよいちゃんの簪は月下美人の花です。

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